製品ができるまで

製品ができるまでイメージ
雫

製造工程のご紹介

本施設は、安全性に配慮したサニタリー仕様の設備が特徴で省力化をめざしたオートメーション工場です。製造開始時と終了後にはCIP(Cleaning in Place)装置により、パイプ・機器を分解・取り外すことなく、配管の洗浄と殺菌ができるようになっています。

また、天然水とお茶のラインは完全に分離されており、お茶の香りや味が原水に移ることを防いでいます。

CIP装置

殺菌・洗浄を行うブースです。飲料の生産設備において、充墳液の通過するところは定期的に洗浄・殺菌しなければなりません。しかし配管を分解、取り外してこの作業を行うことは、時間と労力がかかります。そのため本施設では自動化によって殺菌・洗浄を行っています。

CIP装置イメージ

天然水、お茶ができるまで

[ お茶の場合 / 抽出・精製 ]

ニーダに加熱された原水を注ぎ込みその後、配合された茶葉を投入し、抽出作業を行います。抽出液から茶粕を分離後、冷却し異物除去・精製を行います。
※天然水は「仕込み・調整」から行います。

抽出・精製イメージ

[ 工程1 / 仕込み・調整 ]

朝日飯豊連峰からの水を専用の井戸からくみ上げ、施設までパイプラインで送水。
さらに、2ミクロン(異物除去)から1ミクロン(細菌ろ過)のフィルターで異物を除去して、タンクに取り込みます。
精製されたお茶は仕込みタンクにストックされ味覚検査、調整等を行います。
※天然水とお茶は、それぞれ専用ラインを設置。お茶の風味が天然水に移ることを防いでいます。

仕込み・調整イメージ

[ 工程2 / 殺菌 ]

お茶用、水用の専用殺菌機により殺菌と冷却を行い、充墳機に送液します。

殺菌イメージ

[ 工程3 / 充墳 ]

ボトルリンサーで容器を洗浄した後、充墳機において自動充墳し、キャップを締めて転倒装置に送られ、内容液の温度を利用してキャップの内側の殺菌を行います。

充填イメージ

[ 工程4 / 冷却・ラベル貼り ]

充填された容器を冷瓶機の中で冷却水で冷却(シャワー方式)。
摂氏約30度まで容器の温度を下げます。除水器で容器表面の水滴を除去した後、容器にシュリンクラベルを貼り付け、蒸気トンネルを通します。

冷却・ラベル貼りイメージ

[ 工程5 / 完成 ]

おいしさを生かした、安全な天然水、お茶の完成です。

完成イメージ